患者さんの声



●ピロリ菌除去の患者さんの体験記 (50歳代 男性)


結論「もっと早く行けばよかった」につきます


私と胃潰瘍の付き合いは古くもう30年ほどになるでしょうか。
もともと胃腸はあまり丈夫ではなかったもので、食べ過ぎたり飲み過ぎたりすると必ず翌日は胃痛に悩まされていました。症状を自分なりに勝手に判断し、食後の痛みは胃炎、空腹時の痛みは胃潰瘍の症状ということにして市販の薬を飲み続けていました。頻度は平均して1カ月に2~3度くらいでしょうか。このまま薬を服用し続けるのはきっとよくないだろうなと思っていながら、胃カメラとかの検査が億劫で病院に行くのを一日延ばしにしていました。
2年ほど前にはとうとう薬を服用しても痛みが治まらなくなり、胃の内視鏡検査を受けたところ2ヶ所の潰瘍があり出血もしていました。

診察のきっかけはお得意先の社長から聞いた話でした。その方もかなりひどい胃潰瘍に悩まされていて、過去に何度か痛みの激しさから救急車のお世話になる程だったそうですが、ピロリ菌の除去をしてから症状がピタッと治まったとのこと。その話を聞いても時々現れる痛みに耐えながら過ごしていましたが、あまりに熱心に勧めてくれるので半信半疑ではありましたが、病院の門を潜ることにしました。
ピロリ菌の検査は、採血のみで簡単なものでした。やはりピロリ菌の陽性反応があって、1週間分の治療薬を頂いて帰りました。
治療といえば薬を忘れずに服用するだけで拍子抜けする思いでした。それから1月半になりますが、胃腸は現在のところ嘘のように快調です。
いままで1カ月も胃痛がなかったのは、子供のころ以来ではないでしょうか。結論はもっと早く行けばよかったにつきます。