患者さんの声



●大腸内視鏡体験記 (40歳代 女性)


昨年夏に「大腸憩室炎」となり、3ヶ月くらいたったら内視鏡検査を受けるよう言われながら、なんとなく気乗りせず延ばし延ばしになっていました。
ですがなんとなく患部がまだつっぱるような感じもして、やはり一度は検査していただかないとと思い、思いたったが吉日と電話して1週間後の土曜に検査して頂く事になりました。
仕事が忙しく前日の金曜まで事前の診察にも行けず、食事制限があることも忘れていましたが、たまたま食事を摂っていませんでしたのでラッキーでした。
前日からおかゆ、またはうどんなどがOK、鶏肉OKなのにびっくりしました。当然私がきちんと守るはずも無く若干野菜と豚肉(お鍋だったので‥)も口にしてしまいました。
当日の朝は気温も低く2階が少々寒く感じました。しかし、一人一台のテレビが備え付けられイスを倒してリラックスした状態でテレビを見たり雑誌を読んだり、のんびり過ごすことができました。
腸洗浄液はスポーツドリンクをもう少し薄くしたような味で飲みやすく問題なく飲む事が出来、下痢の時のようなお腹の痛みもなく、何回かトイレに行くたびにどんどん薄くなり順調かなと思いましたが、看護師さんに追加の洗浄液を渡された時にはちょっと前日の白菜と豚肉を後悔しました。やはり、指示は守るべきですね。寒くなればまるで部屋のようなマイトイレで休憩しストレッチしたりベンチで休んだりもしました。

追加の400mlを飲んで少ししたら看護師さんのOKが出て、予定より順調に進んだので間もなく検査となりました。

着替えて眼鏡をはずし検査台へ。すぐに鎮静剤の注射ですが、刺す所が無いと言われ手の甲から刺しました。これがこの日の検査で一番痛かったかもしれません。

そこからは最初意識があって先生となにかべらべらとハイテンションで話した事、腸内の画像は見た事などは覚えてますが詳しくはあまり覚えてなく、気がつけば違う部屋で目覚めました。

なぜ眼鏡をかけているのか(検査前に取ったハズなのに…)。今何時なのか、なんとなくボーッとした頭で目を閉じると、「歩けますか」と看護師さんの声「もう少し休ませてください」と答えて少し休んだ後、診察室に向かいました。

診察室でなぜ眼鏡をかけたのかの謎が解け、(映像が見えないので眼鏡取ってください!と言ったらしい)、まるで飲み過ぎて夕べの飲み会の出来事を全く覚えていない日の朝のように断片的に記憶の映像がよみがえる不思議な感じでした。

結果は思ったより良い状態ということで、しばらくは心配ないということがわかり一安心。早速帰って主人に勧めましたが「絶対イヤ」と断られました。


一度経験すると想像するよりとても楽に検査が受けられ、待ち時間も快適でちょっと目からウロコでした。


また3年後?ぐらいに検査しようと思います。その時はまたよろしくお願いします。