患者さんの声



●会社の定期健診で「便潜血反応陽性」と診断 (30歳代 男性)


優しい看護師さんに鎮痛剤みたいなものを打たれたら、いつのまにか気絶。
先生に声をかけられたときには、既に画面に大腸の内部が映っているんです。


会社の定期健診で「便潜血反応陽性」と診断が出たので大腸検査をしました。
今まで一度もひっかかったことがないので少々ショックでした。
以下、赤裸々に綴ってみます。

事前に、検査のときの注意点などを聞きに行き、前日金曜日には就寝前に下剤を服用。
当日は、朝食抜きで午前11:30分に病院に。
腸内をキレイにするため、まずはスポーツドリンク味の腸洗浄液を一時間かけて2L飲み干します。これが結構しんどいですねえ。
でもここは意地になって30分で飲み干しました(一人イッキ)。
それからは、トイレとソファの往復です。
30分毎にやってくる「グルグル」と格闘し、たまにポカポカ陽気に誘われて転寝の繰り返し。
検査に行っているのやら、くつろぎに行っているのやら。
待合ルームはかなり環境が良かったと思います。

そして、いよいよ検査の時が。優しい看護師さんに鎮静剤みたいなものを打たれたら、いつのまにか気絶。
先生に声をかけられたときには、既に画面に大腸の内部が映っているんです。
あれえ!?いつの間に?
「じゃあ観ていきますねえ」という掛け声の下、内視鏡はどんどんと奥へ進んでいきます。
すると、まず「あ!ありましたね。」ええーー!!??ポリープ発見。速効で切除。
「またありましたねえ」これも切除。「ここにもありますね、でも小さいので置いときましょう。」ウトウトしつつ、「そんなにあるのか?」と少々びっくりしましたが…。

そして10日後に検査結果が。あっさりと「良性です。良かったですね。」と。しかし、私の大腸の中には1mmほどのポリープが5つも芽吹いています。1年後にやっつけていただきたいと思っています。
先生、この度はありがとうございました。