患者さんの声



●マイトイレの安心感 ー病院も進化するー (70歳代 男性)


人間の幸せで、何が一番か。まずは「健康」でしょう。
カネでもない名誉でもない。「健康第一」です。


最近どうも胃と腸の具合がおかしく、気になって仕方がなかった。定期のドックもサボっているし。胃もたれと腹の左下の圧迫感がある。
思いきって夏の暑い一日。高知市大津の「こうちクリニック胃腸科内科」を訪ねました。
やっぱり初めて病院というのは緊張しますよ。しかし入ってみて、きれいなのにはびっくり。
待合室の奥には緑一杯の木立ちが見えて、なごみます。
その日は問診だけで、十日後の内視鏡検査が決まり、飲んでる薬を控えるなど、準備指導がありました。
十日して病院へ。朝九時半。通された二階のマイトイレ待合室は、明るくてきれいで、一流ホテルのよう。一人一人トイレに名札がかかっていて専用です。リクライニングのソファで足を伸ばし、傍にはマイテレビがあるので、イアホンでイチローの試合を観戦しながら、腸を洗うドリンクをボトル一本、一時間で飲み干します。便意を催してくる。普通5〜6回というのが、私は4回で、きれいになって、腸はからっぽになりました。


午後一時になって、いよいよ検査。胃カメラは一回経験がありますが、腸は初めて。検査のベッドへ移って横になる。のどをしびれさせるあめをなめ、注射してもらうと睡眠、気がついたら「ハイ、すみました。」腸へ移っており、枕もとのテレビに腸の中の映像が写ります。内視鏡がどんどん入り、スルスル移動。「今どの辺ですか」「へその下あたりです。」先生が「あ、ここにポリープ。3〜4ミリ。けど良性ですから、ほうっておいて構いません。」説明を聞きながら初めて見る自分の腹の中を自由に鑑賞しました。
胃の映像を再現し、すんでみれば全部で約三十分。ほっとしました。問題なし。
何よりありがたいのは、手慣れた処置と、説明のわかりやすさです。「胃は一年、腸は二年後にまたやればいいでしょう」ということで放免と相なりました。あとの爽快なこと。


病院もどんどん進化しているなあと感じました。まずは病院の応待と接遇。その気配り。これが一番の薬でしょう。初めての患者には特にそうです。患者をいやすマイトイレ室など最高のノウハウだと思いました。現金なもので、結果がいいということもあって、いっぺんに「こうちクリニック」のファンになりました。
というわけで、私のこの夏の最大の収穫は今回の検診結果でありました。